パキスタンの首都イスラマバードからインダス川をたどり、カラコルム山脈の桃源郷「カリマバード」へ、そしてパミール高原の国境クンシュラブ峠(4,733m)を越えてウイグル自治区に入り、タクラマカン砂漠を縦断してコルラまで3,300キロのバスの旅でした。
インダス川では中国の援助による巨大ダムが2箇所計画され一帯一路政策が静かに進んでいました。カリマバードでは晴天に恵まれカラコルム山脈の高峰を望み、またワヒ族が暮らす村では盲目の老人が弾くシタールを聴き、ウイグル自治区に入いると監視されていることを否応なしに感じさせられた旅でした。そんな旅の報告を行います。
旅人・報告:照井 喜明
■日 時 2018年12月18日(火)18時30分~
■会 場 大橋九州大学サテライト1F
(福岡市南区大橋1-3-27)
■参加料 500円(コーヒー付き)
■主 催 NPO法人FUKUOKAデザインリーグ
■お申し込みは
fdljimu@f-design.gr.jp
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